お店について About shop

「ことほぎの染め物」高砂染を再興を掲げ、能『高砂』の祝福の精神を未来に伝えていくことを目指しています。
現在も染屋の面影が残る高砂町・尾崎家の築250年の古民家を本拠地として活動。高砂染二大創業家である尾崎・井上両家のご協力を賜りながら、高砂染をとおして、伝統的な「ことほぎの精神」や「職人の技術」を見つめ直し、新たな価値の創出を行っています。

◆直営店舗のご案内◆
兵庫県高砂市高砂町鍛冶屋町1416-1 「高砂や」1F
(毎週金曜日10~14時のみ営業)
MAP https://goo.gl/maps/rYWpjvTnYEAFr3gS7



〇ミッション
・歴史を真摯に見つめ、尊崇の念を持ち続ける。
・未来に向けて、伝統的な精神と技術・革新的な創意工夫を持って、世界中の人が求める最高のモノ・コトを世の中に提供する。

〇ビジョン
・「能『高砂』の精神」を、高砂柄を通して世界中に伝えていく。
・能「高砂」の精神とは、夫婦和合・長寿・子孫繁栄など永続的で普遍的な人々の幸せへの願いです。

2017年往時の技法とともに「高砂染」を復刻したことを皮切りに、「日本で最もめでたい染物」は今、世界に向けて羽ばたき始めています。


◆大奥「瀧山」愛用・幕府御用達の「高砂染」
2019年8月NHK BSの歴史番組で紹介された「瀧山日記」。この日記の記述から、姫路藩献上品「高砂染」が、江戸城大奥で盛んにやりとりされていたことが明らかになりました。

瀧山は、当時絶大な権力を誇っていた将軍付御年寄で、ドラマでは浅野ゆう子さんや稲森いずみさんが演じたことで大変有名です。今回の発見をきっかけに、高砂染や謡曲「高砂」など、日本でもっともめでたい「高砂」の文化を世界に発信していきたいと活動しております。

◆「高砂染」について
2つの全く異なった図柄の型を、順番に重ねて染める「二重型染」。江戸時代、江戸幕府献上品として姫路藩の技術の粋を集め開発された唯一無二の「ことほぎの染め物」。
▶能の「筆頭祝言曲『高砂』」をモチーフに、高砂神社の相生の松と吉祥紋を意匠化。
→「日本でもっともめでたい染め物」
▶幕府への献上品として姫路藩家老・河合寸翁によって大いに振興された献上品。
 →酒井氏に輿入した徳川家斉の娘喜代姫を通じて大奥に送られていた。
▶姫路城下・東紺屋町の相生屋井上勘右衛門と、高砂町鍛冶屋町の紺屋尾﨑庄兵衛が創始。

◆高砂柄
永続性を象徴する図柄と、祝福を表す吉祥紋を、立体的で奥行きがあるように重ね、まるで無限に続くかのように反復させた、他に類を見ないめでたい模様。高砂染の最大の特徴と言える柄。

◆近年注目される「高砂染」
2017年
クラウドファンディング「幻の高砂染復刻プロジェクト」で175万円調達。

2018年
「姫路城・好古園」にて展示。

2018年
アラブ首長国連邦シャルジャの国際展示会で、名誉招待国枠として招致展示。

2019年
1月「帝国ホテル東京」で、正月企画として展示。
6月「三田屋本店 -やすらぎの郷-」で、日本能楽協会理事長・観世銕之丞氏の「高砂」公演に合わせて記念展示。
11月「姫路城・好古園」にて展示。

2020年
1月「高砂神社」にて、幻の江戸時代の高砂染着物奉納展示。
同「姫路市立書写の里・美術工芸館」で、「高砂染展」開催。



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